偶然？必然？勘違い？それとも引き寄せ？ - レジリエンス　ヒーリング

やりたいなぁと思って口に出していたら、全く思いもしなかった所から、声がかかったらどう思いますか？

そんな出来事が昨日おこりました。

もともと私は何か作るのが好きで、それとは別に食べる事も好きで、発酵食品作りやおやつ作りをしていましたが、店舗を構えてまでやりたいとまでは思っていませんでした。

しかし5月に入ってから、以前よりも増して食にまつわる仕事がしたいと思うようになり、出会う人に自己紹介をする時に、「今のお仕事もやりつつ、体に優しいおやつ作りや発酵食品を活用して、みんなの憩いの場になるようなそんな形を作っていきたい」と話すようになりました。

そんなある日、ある市場でリピートしてるはちみつとデーツを売ってるお店屋さんを見つけたので、立ち寄って買おうとすると、そこにいたのは、いつもの男性の店主ではなく、奥さんでした。私は珍しい。と思いましたが、商品が買えればよかったので、そのままいつものように購入をしようとしました。

「あら！ヘビーユーザーさんね！いつもありがとうございます！ねね、あなた、これどんな風に使ってるの？ヨーグルトとかにかけるとか？」

奥さんからしたら、私は珍しい量を買っていたようで、とても食いつくように話しかけられました。

「そうですね。私はチョコ作りに使います。」

私がそう答えると、奥さんは目を丸くして

「チョコ？それってどうやってつくるの？ココナッツオイルに混ぜて作るって人もいたけど。材料は？」

まだ試作段階で納得いってないし、そもそもなんでこんなに聞いてくるのかな。と思ったら、そんな気持ちが顔に出ていたようで

「あ！ごめんなさいね。もしかしてそう言うのをお仕事にしてるひと？私この商品を使ってお菓子を作ってくれる人をずっと探していたから、へんなおばさんでびっくりさせちゃってごめんなさいね。」

と言われました。私は納得して

「別の仕事でおもてなしに使う程度で、まだそれだけ単体で売るということはしていませんが、いずれはそのような事もできたら面白いなとは思っています。」

と答えると、奥さんはまた目を丸くすると、とても嬉しそうに

「そうなの！？私ずっとそういう人探してたの！でも他の人に言っても首を傾げられちゃうし、いまいち理解してもらえなくて。ビーガン料理にも絶対いいと思ってるのよ。」

「そうだったんですね」

「今私の名刺渡すわね！ちょっと待ってて！あら。いやだ。ないみたい。とりあえずお店の名刺を入れておくけど、次ココで開催する時いらっしゃる？」

「はい」

「そう！じゃあ、主人が次回は店に立つ予定だから、奥さんからお話がありましたって言ってくれる？」

「わかりました」

そんな会話をしていました。

出会いって面白いなぁと思っていたら、ふと現役雑誌編集をしていて、自分でも本を書かれて出されていらっしゃる方と先週知り合い、その方から「もし本を出したかったら、そこらへんで本作れます。って謳ってる、なんちゃってセミナーと違って私は本業でやってるからマジで良いの作る自信あります。本作りたいならやりましょう！」と言われていたのを思い出していました。

もしレシピをこの奥さんの言ってる商品に特化したものを本として作ったら、奥さんも嬉しいし、私も嬉しいし、手に取ったお客さまも、体に優しいおやつやおかずを作りたいときに、１つのアイディアとして生活の彩りとなったらきっと嬉しいと思ったので、なんだかワクワクしました。

これからどうなるか全然話が決まっている訳ではないですが、一つのきっかけとして、体験経験として、その道を歩むのも面白そうだなと思いました。

焦らず状況をみながら、やりきるとしても気長に来年の終わりまでにできたらなと思っています。