多重人格治療 - レジリエンス　ヒーリング

先日以前多重人格治療をして頂いたAさん（詳しくはこちは→https://l-w-hinako.hateblo.jp/entry/2024/07/08/070000）に、その後の経過をみてもらいに行ってきました。

前回と同じく、玄関先で笑顔で出迎えて頂いたあと、私は落ち着いた雰囲気の室内に通されます。

前にも座わらせて頂いた椅子に腰掛けると、ちょっとした雑談をして、前回と同じく催眠誘導が始まりました。

Aさんは本当にお上手で、私はすぐにトランス状態に入ります。

Ａさんは念のためにと再度、人格の統合のための催眠誘導を行っていきました。

私自身、自分ではもう既に分離していた人格は統合していると思っていましたので、それ必要かなぁと思いながら受けていました。

しかしそれでも、トランス状態に入ってる時のフワフワしたようなボーッとする感覚は面白く、半分寝ているような起きているような不思議な世界を、Aさんの誘導に従って彷徨っていました。

今回は前回と違って終始穏やかな雰囲気で進み、細かな言葉がけなど詳しくはよく覚えていませんが、合図として音が鳴ったり、指で指をトントンされたのを覚えています。

催眠誘導が終わり、ゆっくり目を開けるよう支持されます。

意識がはっきりしていくのと同時に、目の前の空間をハッキリと認識していきますが、催眠を受ける前と後での私の目の前に広がる世界に対する感覚の違いについて、特に感じられませんでした。

Aさんから状態を聞かれますが、私は曖昧な返事になってしまいます。

しかしそんな様子の私を気に留めることなく、Aさんは私に言いました。

「そうですか。また落ち着いた時に鏡をご覧になると良いでしょう。分離していた時の日向子さんの顔は、それぞれが持っている人格の短所が人相を作っていましたが、今回向子さんの顔は統合した事により、それぞれの人格がお互いの短所を消し合い、ふわっとした香り立つような大人の女性の雰囲気を醸し出すようになってきています。もし宜しければあちらの鏡を使っても大丈夫です。ご覧になりますか？」

私はよく分からないまま、返事をして、トイレの方へ行き、洗面台にある木枠に囲われたオシャレな大きな鏡の中の自分をみました。

すると、確かに顔が変わっています。穏やかな優しそうな表情をした私がそこにいました。

香り立つとはなんともお上品な表現だろうと聞いていて思っていましたが、確かにその表現がふさわしいと思える表情というか骨格というか、顔の作りになっていました。

そしてさらにその顔の周りを取り囲むようき、キラキラしてふんわりとしたエネルギーがまるで愛らしさを表現するように取り囲んでいました。私は鏡を見ながら

（凄い。これが統合パワーか〜。Aさん本当に凄いなぁ。でもこれっていつまで続くのかなぁ？）

そんな疑問が私の頭によぎりながら、鏡の前の自分を見つめます。時間と共にキラキラを消耗して、いずれは無くなっていくのではないのだろうかと思ったのです。

洗面台から戻り席に座ると、その疑問を見越したかのようにＡさんがゆっくりと話だします。

「この状態はずっと続くので安心して下さい。そして、日向子さんの状態は良い方へどんどんと変わっていくので、どうぞ楽しみになさって下さい。」

催眠使いは魔法使いと一緒だなぁと思いつつ、Aさんに今回のセッションについてお礼を言い、帰路につきました。

そう言えば最近スマホの顔認証ができなくなったので再登録をしたんですが、今回Aさんに人相のことを言われて、気がつきました。確かに多重人格治療くらいからエラーが出始めたのです。

そして改めて昔の写真を見返していたんですが、確実に今と全然顔の形（表情筋かな？）違うのでかなり驚いてしまいました。

別人、、というか、昔の写真は憑依の影響もあって、みていてかなり気持ち悪い顔をしていました。