⚫︎執着:ある物・事に強くひかれ、深く思い込んでどうしても忘れ切れないこと。
⚫︎色眼鏡でみる:先入観にとらわれた物の見方。 偏見
どちらも、ある一定の意識に囚われていると言う意味で、この2って似てるなぁって思うんです。
あの人はこうだから、こうに違いないとか。きっとこれだから、こうだろう。とか。
実際はそうじゃないんだよ〜って情報が来たとしても、いやいやそんなはずはない。だってあの時こうだったから。と言って新たに出てきた可能性すら、過去の情報に囚われて、無かったことにしてしまう。側から見たら強引にもみえるくらいに。
でも、それって何でそう言う風になってしまうんでしょうね？
変に拘りが強いとか、思い込みが激しいとか、何かに対して一喜一憂しやすかったり、他の事が見えなくなったり。
どうして、狭い視野になって、周りが見えなくなってしまうんでしょうね。
もし、たとえば、その拘っている感情がなくなってしまったら、次に出てくる感情はいったいなんなんでしょうね。
まるで何かを守ろうとしたり、これ以上の傷を負わないようにするためにしているようにも見えます。そして、一点に集中して、緊張して、絶対という言葉の囲いを使って、直視することすら恐ろしい、不安や恐怖から身を守ろうとしているかのようです。
もしかしたら、その不安や恐怖は、自分が自分で無くなるような、もしくは否定されて壊れてしまうような、肉体だけじゃなく魂ごと宇宙から消えてなくなってしまうような。そんな感情が隠れてるんじゃないのかなという気がします。
もし、そうだったとしたら、それに拘りを持たなかった時、あなたにどんな現象が待ち構えていると思っているでしょうか？
はたしてそれは、本当に現実として待ち構えているものなんでしょうか？
たとえ、そうじゃないという情報が入ってきても、受け取る事ができない、あなたの今の心は、豪速球で投げられる野球ボールのように、どこにあるのか見えません。
目の前にある、幸せと感じているものに，必死にしがみついて、それがなくならないように、恐怖や不安で、不都合な現実に目を背けて、誤魔化して、言い訳しているような状態だったら。
もし、今あなたがそんな立場だったら、とても苦しくて不安でしょうがない思いでいるのではないかと思います。
もしそうだったら、それは本当に大変な事です。
そして、そんなあなたは、誰よりも頑張り屋さんで、努力家です。
毎日一生懸命同じ事を繰り返し、目標に向かって集中し続ける事は、多くの人の場合、それに耐えきれず、放り出して別の道を選択するところを、あなたは諦めず続ける事ができている。
それは本当に凄いことです。
あなたは本当に頑張り屋さんの努力家です。
だからこそ、そんなあなたがどんな状況でも、笑顔でいられるようになればいいなと願ってます。
もし鏡を見た時に、寂しそうな自分がいたら、自分に向かって言ってみてください。
「大丈夫。あなたは、そのままでもとっても素敵。魅力的だし、愛もたくさん受け取れる。実際沢山受け取っているし、これからも満ちて、溢れるほど愛される。いつもありがとう。私のこう言う（自由に言葉をいれてね）悪いところも、みんな私。私が生きてきた証拠。それも私。私は私。大事な私。大丈夫。大丈夫。」
そう言って心に意識を向けて、「ありがとう。いつも大事にしてくれてありがとう」
そうやって、そっと大切に意識を向けてあげると、少しずつ心が解けて解れていくのが感じられると思います。
少し頑張りすぎて、心が不安で疲れてしまったと感じたら、休むことを許してあげてもいいんですよ。
あなたは、それだけの価値がある、素晴らしい存在です。
今日も1日お疲れ様でした。
____________________________________________
癒しの手 ひなこ
