癒しの手

その日大切だと思ったことを綴っていきます。

小さな幸せを深く感じるためには

感情の種類は大きく分けて3つあると考えています。

まず1つ目、ネガティブですが、これは重たく暗くスライムみたいにベトっとしていて、絡みつくようなエネルギーを持っています。

次に2つ目のポジティブですが、明るい色でバチバチと弾けたり、飛び出して行くような動きを持っていて、さらに突風がバッと吹きつけてくるような強いエネルギーを発しています。

最後の3つ目のニュートラルですが、これは澄み切った優しい色合いで、穏やかで心地よい落ち着いたエネルギーを作り出しています。

 

多くの人を見ていると、感情がネガティブやポジティブに傾くことで、大きな波のような起伏を起こしているようにみてとれます。そしてそれによって心の不安定さが生まれ、さらに繰り返すとこで、幸せを感じる感覚が短くなっている傾向にあるようにも感じます。

なぜならば、ネガティブから抜け出しポジティブに偏ったとき、ある一定の条件に達していなければ、それは幸せだと感じにくくなって感じてしまうため、その決められた枠におさまろうと、さらに焦りや不安が生まれてくるからです。

まるで、幸せの感情が麻痺をしているようです。

不安から抜け出し、幸せな感情を味わおうとするということは、ベースに不安であるという感情が付き纏ってしまっています。そして、無意識のうちに余計な不安や焦りが増幅され、それを全身に身に纏うことで、視界や思考が抑制されてしまい、混乱した状況下で判断や行動をしてしまうようになります。時にそれが強引さとなり、本来の魂の求める生き方からずれた行動や判断となって表現されてしまう為、幸せを手に入れようと行ってきた事が、逆に自分を傷つけてしまう事に繋がります。そして、次第に困難さや、生きづらさとなって、まるで向かい風が吹き付けてくるように、真っ直ぐに前を見ることができず、歩く事もままならない状態となり、苦しみが連鎖していくようになります。

もし、出口の見えない迷宮に迷い込んだら、余計に不安になりますよね。

ではどうやったら、今ある少しの幸せをより深く、リアルに感じることができるのでしょうか?

私は、普段使っている感情のベースの引き上げること。つまりネガティブを手放し、視界のモヤモヤを手放して行くことが必要だと考えています。

ネガティブな感情をそのままにして、ポジティブな感情だけを引き上げようとしても、ネガティブさが常に側にあるので、幸せがまるで曇りガラスで景色をみるように感覚がぼやけてしまい、深い幸せを感じることができません。

逆にネガティブを手放してしまえば、ポジティブだけが残るので、たとえ小さな幸せだったとしても、それが際立って感じる事ができるようになります。

心の不安定さは、ネガティブの手放しが出来ていないために起こる現象なので、もし小さな幸せでもより深く幸せを感じたいのであれば、ネガティブの統合をおすすめします。

 

それにはまず、自分の目の前に広がる現象が、全て自分が起因であると言う認識を持ちましょう。

悪い事も良い事も自分が原因なのです。

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悪いこと、嫌なこと、イライラすることがあった時、誰かのせいにしていませんか?

同じことがおこっても、イライラする人もいれば、何も感じない人もいます。

この違いはなんだと思いますか?

その今の自分の世界を作り出しているのは、自分自身です。

感情もまた自分が作り出しています。

それを理解した上で、ネガティブな気持ちが出てきた時、それを自分から取り出し、光に変えていきます。

手放し方はどんな方法でも大丈夫。

その時、自分が本来の軸に戻ったことを確認したうえで、手放していけば、綺麗に外すことができます。

自分が良いことも、悪いことも作り出しているという意識が重要になってきます。

あなたはあなたの世界の創造主です。

穏やかに心地よく過ごす事を選択するのであれば、まずはネガティブを手放していきましょう。

 

 

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癒しの手 ひなこ

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