昨日引き下げ心理が出た時用の対策として、相手を褒めると言うのをお伝えしましたが、もっとよさそうなのを見つけたので、皆さんにシェアさせて頂きますね。
引き下げ心理を使ってる人ってナチュラルに引き下げちゃってるので、なかなか自分がまさかそれを使ってるとは気が付かない人が多いと思うんですよね。
引き下げてる人からすれば、「だって本当にそう思うんだもん！」ってなるでしょうし、素直な自分の感情表現として、引き下げにかかってるので、全く作為的な悪意がないと言うか、別に悪いとも良いとも思ってないので、使わない選択を取ろうとも思ってないんじゃないかなと思ったりしています。もしたとえその意識を使うのを辞めようとした時に、結構苦戦するんじゃないのかなぁと感じました。
引き下げ心理使ってる人に何度か遭遇したことがあるんですが、こちらの失敗とか上手くいかなかった事とかドジを見つけると、本当に心から嬉しそうに満面の笑みで、楽しそうに「あはは」って笑うんですよね。
失敗した側の感情とは真逆なので、当日の私は引き下げ行為されてた人だったので、この感情の落差に、傷付きはしなかったものの、物凄い違和感を覚えたのを記憶しています。そして、あぁこの人は私がこうしたいと思ってると夢を語った時、一見ちゃんと聞いてくれてる風だったけど、心の中では私の不幸を願っていたのね。と人の心について勉強させてもらった良い思い出があります。
まぁその人はあからさまでしたが、別の人は、ふふんと言う感じでニヤニヤして、その後はさらにご機嫌で話をみんなに振ってたりしたので、色々なパターンがあるなぁと感じていました。
そして、そんな私も実は引き下げ心理を使ってた過去がありました。相手はかなりマウントを取ってくるタイプの人で、感情や言葉を真っ直ぐ受け止めてしまう私はまともに相手の意識を受け止めてしまい、結構傷ついたり、心がボロボロになっていました。そして、そんな心を守るため、私が使ったのは引き下げ心理でした。相手を引き下げる事で、相手の放つマウント攻撃の衝撃を減らそうと、それこそナチュラルに「あの人あんな事言ってるけど、実際は自分の実力じゃないし大した能力持ってない」と一生懸命相手を引き下げることをしていました。
でも、ふと気がつきたんです。私この考え方してたら苦しいかも。って。恨みが恨みを呼んで、相手に対する憎しみが深くなっていくのを感じました。
「今、私は相手を引き下げにかかっていった事に気がつけた。じゃあ、どうすればこのループから抜け出すことができるのか考えよう。」
そして思いついた方法が2つありました。
1つ目は、引き下げを行うきっかけとなったものについて考える。
これは、客観的に自分を見つめることになるので、意外と引き下げる為に使っていた意識のアンテナを取り去る事ができるようになります。
2つ目は、距離を置いた方がいい相手を発見する事ができたと思う。
この意識って実はとっても重要で、引き下げちゃうのって、結局は近くにいちゃいけない相手との関係性を自分で築いていこうとしたり、何かしらの形で保とうとするから、自分の傷が刺激されて情緒不安定になるから、自分の心の安定を保とうとして、相手を引き下げにかかろうとするんですよね。つまり、距離をとったり、相手と私は無関係。と、見えないガラスの仕切りがあるかのように、別の空間にいる、全く関わりのない者同士という意識を持つことで、自分の心の波を立たせないようにする事ができます。
3つ目は、自分の抱えている傷は何かを把握し、癒す。もしくは出てきた感情を統合して手放す。
心が掻き乱された時や、揺さぶられるようなことが起きた時と言うのは、正に実はずっと持っていたその感情と向き合って手放す時がきたって事なんですよね。その感情とお別れをするタイミングが来たということです。もともと、何でもできるどこにでも行ける意識を持った完璧な私たちは、地球からネガティブを借りる事で、まるでゲームをするように感情の波を楽しんで経験してきました。でももうそれもお腹いっぱい。そろそろ穏やかなフラットな波でこの世を生きたいなぁと思ったので、統合という方法やヒーリングという方法を使って、ネガティブという感情を手放したり、心の傷をヒーリングしたりして、何が起きても動じない揺るぎない穏やかさを手に入れる為に今生きています。なので、その感情が出てきたら端からどんどん手放してしまえばいいんです。
引き下げしてしまうくらい、相手の事を考えると辛いのであれば、私はまだ辛いという感情を持っていたのだと。知るきっかけをもらったのだと思い、どんどん手放していきます。
そうする事で、だんだんと同じ人を思い浮かべても、辛いという感情が減っていっていくのがわかります。
完全に無くなったら、改めてその人から離れるでもいいし、実は憧れから嫉妬になって引き下げてた事に気がついたら、昨日お伝えしたみたいなギフトを相手に送るでもいいし、それは自分の好きな方を選べば良いと思います。
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癒しの手 ひなこ
